こんにちは。勉強カフェぐんま太田スタジオ スタッフ細川です。
秋があっという間に通り過ぎて急に寒くなってきました。
本格的な受験シーズンもやってきますので体調管理にいっそう気を付けないと!と気合をいれて寒さを乗り切っていきたいと思います。
今日は私のいたって個人的な趣味のはなし。
「勉強カフェ」と銘打っているとどうやって“勉強”につなげていこうか考えてしまいますが「書くことがたのしくなった」はなしをします。
みなさんはお気に入りの筆記用具はありますか?
私は万年筆が好きです。手帳やノートにメモする時に万年筆を使うことも多いです。
文房具マニアさんたちのブログやSNSを覗くとみなさん素敵な1本(どころじゃないですが)を持っていて、こだわりのペンとお気に入りのインクの組み合わせを見るたびに憧れていました。
ただご存知のとおり万年筆はそれなりのお値段がするものが多く、普通のペンとは違ってお手入れもある。
ずぼらな私にはなかなか手が出せない代物でした。
ですが探せばあるもので、お手軽に万年筆をたのしめるペンとインクにたどり着きました。
万年筆自体は1,000円!インクは瓶しかないのだと思っていましたがインクカートリッジもありました。
(ペンに1,000円⁉︎というツッコミはなしでお願いします)
はじめての万年筆
無印良品のアルミの丸軸万年筆を買いました。
シンプルな見た目とペン先の刻印も素敵ですし、欧州共通規格のインクカートリッジが使用できるのでボトルインクでなくてもそこそこ色も楽しめます。
手帳に書き込むには少し線が太いと感じるかもしれません。
細かい字を書き込むならパイロットのkakuno(カクノ)がオススメです!
そしてインク。
「このインクカートリッジを使いたい!」という気持ちが先行してペンを探しました。
エルバンの「忘れな草ブルー」 いや、もう。ネーミングからして可愛い!
すこし淡い青紫色で、小さくて可憐な勿忘草のイメージにぴったり。
当時はこのインクでPaperblanks(ペーパーブランクス)というブランドのノートに日記をつけていました。
表紙のデザインが凝っているのでノートを開くのがたのしみで外国映画の主人公にでもなった気分で書いていました。
エルバンはフランス・パリ生まれのインクとシーリングワックスのブランドです。
他のインクの名前も素敵なものが多いです。
エルバンの次は有名な海外メーカー・ペリカンのターコイズを使っていました。
とても鮮やかな水色でこの色で文字を書くと気分も明るくなれる気がしました。
無印のペンは線が太めでインクの濃淡も楽しめてそれもまたよかったです。
そうやって「私にも使える!」と見事に沼にはまっていくのでした…。
いざ、銀座・伊東屋へ!
その後「持っているだけで気分があがる万年筆がほしい!」という欲がムクムクと沸いてきたので一度行ってみたかった、銀座にある老舗の文房具専門店の伊東屋さんに行ってきました。
何本か試し書きをしてプラチナ万年筆のセルロイド キンギョを手にしました👏
「まさかペンにこの値段💦」という戸惑いと初の金ペン(ペン先が金製)。赤と白の美しいその軸を手にした高揚感とでしばらくドキドキしていました。
インクは東京・蔵前にある文房具屋さん。カキモリのオリジナルインクを入れています。こちらも1色1色にストーリーがついていて選ぶのが大変でした。その中の4色をうちにお迎えいたしました。
ペンの名前が“キンギョ”なのでインクはターコイズブルー系にして夏や金魚鉢をイメージさせる組み合わせにしようかとも考えたのですが、とっても可愛いインクに出会ってしまいました。【SenbonSakura】(千本桜) というインクです。
【千本桜】どこか聞き覚えがありませんか?
そう、赤城南面千本桜です!
カキモリのオーナーは群馬にゆかりのある方なので群馬県の情景をあらわした“上毛インク”を展開しています。
ここまで書きましたが、キンギョが私にとってあまりにも高価なので普段使いを躊躇してしまい基本、家に置いてあります。
それなので持ち歩いているのはカキモリのオリジナル透明軸の万年筆です。
インクはお店オリジナルの【voyage】を使っています。
ブルーグレーの落ち着きあるいい色です。
メーカーはセーラー万年筆なので細かい字もとても書きやすいですよ。

キンギョとカキモリとMDノート
ずっと見ていたくなる…いや、書きたくなる?
万年筆動画『ナミキファルコン』
では最後に数年前にこちらの界隈で話題になった動画を紹介します。
ただ紙に線と文字を書くだけの5分間。書くというより描くですね!
紙にペン先が擦れる音と美しい文字をたのしむ動画です。
(線ばっかりで飽きたら2分飛ばしてください。文字がはじまります✨)
www.youtube.com
「書く」こと自体がたのしくなれば、勉強や仕事がもっとたのしくなってくるかもしれませんね♪